スマート健診クラウド DAYS -Daidai- / 導入事例アクラス中央病院様

導入事例インタビュー）
医療法人博康会アクラス中央病院

医療法人博康会アクラス中央病院
本部管理事務局落合様

　武岡地域は、鹿児島市内でも特に眺望の良い高台に位置しており、桜島や錦江湾の美しい景色を楽しめる地域です。豊かな自然と暮らしやすい環境が魅力で、子育て世代にも人気があります。

　医療法人博康会アクラス中央病院は、健康診断・人間ドックを通じて、地域の皆様の健康維持を支える医療機関です。検査結果をもとにした適切な指導や治療提案により、生活習慣病予防や早期治療に積極的に取り組んでいます。

　元々アクラス中央病院様には当社のシステムを導入頂いておりましたが、他社システムへの切替を経て、この度、再導入して頂きましたので、本部管理事務局の落合様に再導入頂いた経緯を中心にお伺いしました。

ーーシステム導入前はどのような課題がありましたか？

　以前にもDaidaiを利用していましたが、他システムも見てみたいとのことで他社の健診システムへ切り替えた経緯がありました。しかし、受診者様へお渡しする健診結果表に不足を感じていました。

　と言うのも、各検査結果に対して再検査・要精査のコメントは有りますが、食事や運動など生活習慣の改善に向けたアドバイスを表示させることが難しく、受診者様に伝わりにくいと感じていました。また、未受診検査も「空欄」表示されてしまうので、本当に未受診なのか・エラー表示なのか、一目瞭然では無かったです。

　受診者様お１人お１人にアテンドスタッフを付け、会話をしながら親切丁寧に寄り添う健診スタイルなので、結果の伝え方に関して、そのような点が課題として上がっていました。

ーーどのような経緯でシステム導入を検討されましたか？

　前述の課題に加え、健診の第四期改定に対して、他社システムではシステム改修に高額費用が掛かる上、更に納期も間に合いそうにない、という状況でした。

　そのような状況の中で理事長から「前のシステム（Daidai）へ戻しても良いのでは？」という提案が有り、再導入を決めました。

　実際に再導入検討の際も、毎日問い合わせしても即座に対応していただきました。その後１～２カ月程でリスタートする事が出来ましたし、改定対応の追加費用も掛からず健診の第四期改定への切替もスムーズに行う事が出来ました。

ーーシステムを導入してから、どのような変化がありましたか？

　Daidaiでは、報告書に検査グループ毎のコメントを設定できるので、受診者様にわかりやすい伝え方や表現になるよう、コメントの内容について職員から提案の声が上がるようになりました。

　それによりスタッフの意識も向上した結果、報告書のクオリティも上がり、職員の教育レベルも上がりました。

　以前のように、ただA4用紙に結果と判定が出力されるだけでは、読み流していただろう健診結果表も、グループ毎に細かいコメントを表示する事で受診者様ご自身でも、健康に気を付け、必要な再検査や精密検査を受けるきっかけ作りになったと思います。

　そしてご不安なことは保険診療でしっかり検査し確認するようご案内する事で、リピート率が向上し、法人全体としての収益増加も見込めるようになりました。

ーーこのシステムを他の医療機関にも、お勧めしたいと思いますか？

　何よりも「健診結果表が見やすい」という事をお勧めしたいです。標準で結果項目毎にコメント設定する事が出来ますし、デフォルトで生活習慣に関するアドバイスが表示されることも健診スタッフには嬉しい機能です。

　また産業医と契約している事業所様も多数有りますので、健診終了タイミングで簡単に作成する事が出来る「様式6号」をお渡しすると、労働基準局に提出が必要な書類として、事業所の担当者様には大変喜んで頂けます。

　高額な健診システムが多い中で、Daidaiはサブスク的に使えることもまた、魅力だと感じています。

ーー今後システム・ビットに期待することは？

　健康診断は事務的な業務も繁多ですので、システム・ビットさんには業務効率化を視野に入れた各種書式の改善についても、今後も相談させていただきたいと考えています。

　このインタビュー中に質問した「受診者様の集計方法」についても解決方法を提示していただき、この後にサポートメールを頂けるという事で、大変ありがたいです。

　例えば二次検査が必要な受診者様のデータを性別・年代別にピックアップして各企業様へ情報提供できれば、受診者様の健康メリットに加えて企業様の健康経営にも貢献できますし、病院としてもより経営面にも繋がる提案を行っていけると考えています。